富里ロータリークラブ
2024-25年度 会長 小藪 和美
創立40周年を迎えた富里ロータリークラブの第41代会長に就任しました。このような貴重な機会をいただきましたこと、日頃お世話になっているクラブの皆様に心より感謝いたします。
さて、今年度の活動テーマを『We are family!(ロータリーは家族・地域の輪)』としました。このテーマに込めた想いは、約5年のロータリアン生活で学んだ「親睦―フェローシップ」の素晴らしさは、隣人や仲間といった概念を超えて『家族』なのではないかと考えるようになったからです。これから時代的にも国際RIにおいても大切な価値観となってきた「多様性、公平さ、インクルージョン(DEI)」の原則は、何も新しい概念ではなく、地球・自然そのものの生物多様性を指しているようで、また、我々の一番身近な小さな共同体(コミュニティ)である『家族』に在る原理原則に共通点を見出せるのではないか。何かロータリーの活動に迷うことがあれば、足下で『家族』について考えてみる、自分ごととして考えてみる、そういったことだと思うようになりました。
今年度の活動方針は、戦略計画にあるクラブビジョン「私たち富里ロータリークラブは、多様性を持った会員を増強しつつ、全ての会員に公平で、楽しく和やかなクラブカラーを継続していきます。そして共通の奉仕理念のもと、地域とのより良き交流を行い、グローバルな視点でのロータリー活動を目指してまいります。」に沿って行動して参ります。具体的なアクションとして、奉仕活動それぞれが活性化し、ひとりひとりの関わりが増え、新しい取り組みをスピーディーに実行できる環境づくり、またそれらを記録し発信することで我々の活動の認知度を上げていくこと。更には、会員の帰属意識や誇りが高まっていけば嬉しいです。国際RIに対しては、7つの分野(平和の推進、疾病との闘い、水と衛生、母子と健康、教育の支援、地域経済の発展、環境の保護)を重点としておいていますが、当クラブでは「ポリオ根絶」を地域の方々と共に取り組んで行きたいです。特に、地域の未来の担う若い方々と積極的に活動を行っていくことにより今後もクラブが永く発展することを期待します。今年度は寒郡ガバナーの下、ホストクラブとしての役目も担うこととなり、第10グループならびに第2790地区の皆様と連携しながら楽しく充実した1年をご一緒できればと思っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。